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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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おじいさんの台所シリーズ 佐橋慶女
おじいさんの台所シリーズ 佐橋慶女_e0001808_168399.jpg 図書館で手に取ったのは「おじいさんの台所の死」で、このシリーズの最後の本であった。
面白いのでその後全部借りてきた。
逆順で読んだ事になる。
著者は当時伝承塾という女ばかりの会社を立ち上げて活躍している実業家。

初めの本はS61年に出版されていて5刷増刷されている。かなり反響をよんだらしい。
慶女は3女、父親は資産家に生まれた。1度も働かず殿様暮らしから資産も食い潰し、妻に死なれて娘4人と息子1人に面倒をかけながら一人暮らしをすることになる。 83才~90才で亡くなるまでの記録である。

慶女は父親に日記を書くことを勧める。それがこの本の元になっている。
台所に立ったこともない父親に料理を特訓。鬼軍曹と言われながら愛のムチを容赦なく揮う3女。

母親が亡くなったときは、娘達も父親を引き取ろうとしたり、キョウダイが結束していたが、時が経つにつれそれぞれの家庭の事情も変ってきて気持ちが離れて行く。
それがよく書かれていた。

慶女は東京でバリバリ仕事をしているが、父親が心配で何度も名古屋の父の許へ帰り面倒を見る。
長女2万・次姉と妹と弟は1万・自分は5万を負担して父親の生活費に当てるという話し合いが出来る。
弟は事業の失敗で親の家を抵当に入れて夜逃げする。立ち退きの危機のときも3女は2千万を用立てて、父親がそのまま住めるようにした。

1番面倒を見て、経済的援助もしているのに、父親が亡くなると遺産の分配も平等にと姉妹が出てくる。
今までの献身を認めてもらえない。非常に無念な思いをする。

明治生まれの父親は3女に感謝しながらも、姉妹は嫁いで他家のもの、3女は独身なのでいまだに佐橋家のもの。父親の面倒を見るのは当然・・・という世間での立場を崩さない。

読んでいて一人暮らしの老人の淋しさが伝わってくる。
娘達の暮らしも忙しい。車を待たせて夕食の差し入れをするとすぐに帰ってしまうと嘆く。
「ボクはエサだけもらって生きる留守番という籠の鳥か・・・」という記述がある。

この中から印象に残った数点について書いてみたいと思う。         つづく

by oss102 | 2009-06-01 17:01 | | Comments(4)
Commented by あきの at 2009-06-01 17:20 x
佐橋慶女はわたしの注目している人の一人です。沖典子という人も注目していましたが、ちかごろでてきません。
佐橋さんはたしか資生堂の「禅」という香水のネーミングなどもしたんじゃないかな。とにかく、女性問題に独特の立場から切り込んで長いですね。この父親の話も彼女だから、ここまで書く…だから本物がこちらに伝わってきました。
Commented by hanairomimi201 at 2009-06-02 08:47
この本は図書館に行って探してきます・
父の死後母をどうするかという私たちきょうだいの葛藤時代を思い出しだすような気がします。
もちろん母を一人暮らさせたことはありませんが・親を観るということに誰も共通の想いがあったのか見つけてみたいです。
つづきも読ませていただきます・。
Commented by oss102 at 2009-06-02 16:26
あきのさん
慶女で検索してみると色々なことをしていますね。仏教に帰依したり、ITの会社も起こしています。写真も本の中に出ていますがきれいな方です。私より4才上の方ですね。
Commented by oss102 at 2009-06-02 16:32
hanaiiromimiさん
20年前でも時代の要請があったのかすごい反響がありました。
今読んでもやはり同じテーマが続いていますね。
こちらの図書館では古い本は倉庫にしまわれていて、要請すると出してきてくれます。
親を看る、長男が見ると決まった時代ではなくなりましたね。
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