先週最終回だったが、キムタクのMR・BRAINを娘が毎週熱心に見ていた。
それが始まる度に私は驚いていた。
エッ!もう1週間経ったの!!
つい2・3日前に見てたと思った。 なんて1週間は早いのだろう。
先日も友人に17日は高齢者講習なの・・・といったら、エッ!あれからもう3年経ったの!! 去年くらいと思っていた。 そうもう3年も経ったのよ・・・ため息をついた。
子供の一日は長い。いつも新鮮で驚くことばかり。年を経るごとに見慣れた風景、手慣れた仕事ばかりで感動が少なくなる。 海外旅行をしたときの一日は長い。なれない場所で、なれないものを見て感動するからだ。 もっと感動することを心がけよう。
という記事を銀行の椅子かなにかで読んだ。 全くそうだと思った。
私は手慣れた料理ばかり作って、見慣れた人とばかり会って日を送っている。
怠け者の私にとって新しいことというのは、向こうからいきなりやってくるのかもしれない。
病気という形をとって・・・とつまらぬことを考えたのでした。
てなれた毎日がいとおしい。
ありなれし 明け暮れなれど古希すぎし 今がもっとも心やすけし
読売歌壇 男性
3年の間に
3年前に
友人の妹さん宅を訪問しました。花好きな妹さんだからとお庭訪問をしたのでした。初対面でした。
妹さんはご主人を亡くされて一人住まい。 いきなりお庭に立ちつくしてお喋りがはじまりました。
来年はぜひネモフィラの咲き乱れるころに・・・と約束して別れました。お土産にこのアルミケラモリス・チゴユリ・ハルシャギクなど、鉢ごと袋一杯にいただてきたのでした。
そのご中々訪問できないまま、アルミケラモリスは毎年日の射さない灯油タンク下を明るくしてくれました。
1月友人から妹さんが急逝されたと知らせがありました。風邪からの肺炎だったそうです。
今年もアルミケラは変わらずに咲いて、コップに挿しても他の花を引き立てて長持ちしてくれます。
一度だけの訪問になってしまいました。あの素晴らしかった庭は今はどうなっているのでしょう。
合掌