|
クリムトをゆっくりタップリ見てから売店をのぞき、複製の接吻38000円を見て、汚い我家には不向きと諦め、ジグゾーパズル5000円ほどの接吻に娘は気をそそられるが、チェロの練習に気を入れているのにそんな時間はない、とあきらめ外へ出た。
涼気というより冷気が長袖のジャケットを通して肌をさします。翌朝新聞で見ると、
札幌20.9度、小樽24・3度でした。
敷地内に移築した有島武郎邸があり入館。
昔よく拭き掃除させられた木の廊下があります。
熱心に説明する案内人の言葉を聞きながら写真をみます。
みんな美形の家系です。長男は森雅之。
私のブログを読んでくださる方で何人が覚えているかしら。
娘は知りませんでした。
インテリで影があっていい男でしたね。
高校時代、生まれいずる悩みは教科書に載っていましたし、或る女は文庫本で読んでよく覚えています。
家系図には絵画の有島生馬・里見弴など有名人がズラリ。
こんなインテリの家に生まれたら、お母さんだって貴女だって今ごろはかなりの人生を歩いていたでしょうよ・・・お気楽な会話をしながらです。
手漉きのガラスを案内人は説明します。光の反射がべこべこですよ。
「私、小樽から来ましたが、小樽には庶民の家にもまだ手漉きのガラスが入った窓があちこち残っていますよ。」と自慢みたいにお話しました。
遠い昔のことのようですが、まだ隣り合わせに生きている年代なのです。
池にはハスも咲いていて、そばにはかもにエサをやる親子や学生が休んでいました。広大な敷地です。
そろそろコーヒーが飲みたくなりました。
by oss102
| 2009-08-21 12:05
| 日々のこと
|
Comments(8)
|