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先日兄嫁から菊の冷凍ダンゴをもらってきた。
北海道ではあまり食用菊の食習慣がない。
私もこれまで2・3度しか食べていない。
兄嫁が親しい友人から聞いた話。
東京住まいで60代の女性が一億円当たった。それで親兄弟もいる仁木町(小樽から車で4・50分の町)に土地を買い家も建てた。3千万かかった。
越してくるまでの土地購入や新築で、地元の姉を頼ったのだろう。お金を姉に任せた。
任されたお姉さんが大雑把だったのか、お祝いもし、誰彼にお小遣いもはずんだかもしれない。
あっという間にお金が底をつき、家を売り払った。
土地を少し残したのか、そこに食用菊を植えた。
日当は後払いでと友人数人が収穫を手伝わされた。
プラのケースに菊をきれいに並べ、それをダンボールに30ヶで一箱。農協かどこかに売るので口座も作った。何箱売れたのか知らぬが、ダンボール一箱300円であったと。
勿論日当など払ってもらえない。
当人は調理師の免許を持っていて、老人施設の調理をして働いているという。
あのまま東京にいて、時々旅行でもしていればいいのに・・とその友人は云うそうだ。
今のままの暮らしを続ければ一億円は大金だが、一度ふくらませた生活は止まらない。
にわか成金は一番危険だ。
菊はブロッコリーの横に並べてポン酢で食べた。シャキシャキした食感が美味しかった。
一億円に関与した菊である。
by oss102
| 2009-12-08 18:50
| 日々のこと
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