昨夜、女優たちによる朗読を聞きに行った。
朗読の仲間4人が揃った。柳川慶子・日色ともゑ・高田敏江・渡辺美佐子・
など私の知っている古い女優さんたち6人と地元の演劇部の高校生などが読む。
舞台の背景には大きく写真が映し出される。当時の小学生たちの笑顔・・・それとはうらはらに原爆にあったときの詩が次々に女優たちによって朗読される。
私の古いアルバムにも、そっくりな服装をした当時のクラスの写真がある。
その同世代の子たちが、こんな悲惨な体験をした。沢山の人たちが地獄の中をさまよって死んでいった。
涙が止まらない。
写真撮影は禁止なのでポスターを代わりに載せます。こうして一人一人が読んだり、スポットの中に入れ替わって読んだりします。
ここマリンホールは小さな会場ですが、それでも453席あります。そこでマイクなしの朗読ですからかなりの声量が必要です。
私たちは前から6番目くらいの席。耳の悪い私でもよく聞こえました。中村たつという白髪の女優さんは私は知らないのですが、一番見事な声量がありました。
あんな声が出せるようになるのは、若いころからの訓練が必要でしょうね。
高校生の声もよく透りました。
今度の勉強会は5日後です。その前にほかの朗読ボラの会の人たちの朗読の場に参観に行きます。楽しみです。