娘のチェロコンサートがあった。中島公園沿いのヤマハまでアッシーをした。
去年は見損なった。今年はしっかり見よう。
去年は初級だったのに、今年は中上級の部。おぉ、すごいではないか。
観客は100%身内と出演者だけの発表会。
思い切りロングドレスで決めた人・ジーンズにTシャツのスタイルに自信のある人。若い人も禿げ頭も性別不明の人もそろう。
普段は別々の教室の人たちが揃って、懸命に音を合わせる。
これがいいんだろうな。素人の私が聴いても下手だけど。
最後にヤマハのスタッフ陣、20名ほどが合奏した。
虫の声・村祭り・・さすが違う。楽しい懐かしい合奏だった。
この人たちも、あちこちのクラブに所属して音楽とともに生きているのだ。私の人生に音楽はなかった。ちょっと残念。
会場に集まる人は地下鉄が近いので、チェロを亀の甲羅のように背負って歩いて来る人もいる。
「とっても軽いケースを持っている人がいるの・・40万だって・・私のチェロより高い・・」
娘はハードケースが欲しいのだ。最初はソフトケースの人が5人いたが、今は2人だけになったという。
不憫ではあるが、娘よ、自分の力でお買い・・私は援助をしない。
つづく