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兄は教師になって豊浦の山のほうの小さな中学校へ赴任した。そこで兄嫁と出会う。
体育も教えていた兄は、やはりスポーツもできすらりと長身で大きな目の美人の兄嫁に惹きつけられてしまう。 よい伴侶を得るというのは生涯の宝物だ。 兄に謝りたいことがあった。高卒で札幌にでて会社に勤めてから初めての里帰り。私は初任給で買った黒いベレー帽をかぶっていた。 絵も描く兄は「オッ、その帽子いいな・・くれないか?」と言った。私はせっかく買って気に入っていたのであげたくなかった。嫌だ・・といえばすむものを「帰ってから同じものを送るから・・」と云ってその場を逃げた。 それ以来ウン十年が経った。 薄給のなかから千円をもらったこともある。 結婚して子供ができると毎夏休みは家族で何泊もした。父親が倒れての夏休みは子供づれで介護に1週間泊り込んだ。父親のオムツ交換もして、病室を母親と交代すると実家の食事つくりや掃除と一生懸命働いた。 明日は帰るという日、兄の子供2人と私の子供3人を焼肉やへ連れて行ってご馳走してくれた。兄の子達は少食で我が家の子供たちはおお食らいであった。子供たちは、あんな美味しいものを初めて食べたと感激した。外食などは滅多にしなかった我が家である。私の働き振りを認めてくれたのだった。 兄さん お世話になりました。そばにいてほしい♪ってフランク永井の歌をうたってくれたことがありましたね。忘れません。 先日こんな歌が読売歌壇に載りました。 ちちははも三男一女のきょうだいもみな逝きにけり秋の日暮るる 私たちきょうだいはまだ2人残っていますが、そちらで家族そろうのも、もうそんなに長い先のことではないでしょう。 家族そろったらまた楽しくくらしましょうね。 おわり やはりこんなに長くなってしまいました。(^^) コメント欄を閉じていましたので淋しかったです。お悔やみの言葉はもう結構ですからなにか一言コメントいただくと嬉しいです。m(__)mヽ
by oss102
| 2010-10-30 11:03
| 日々のこと
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Comments(20)
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sophiamama
at 2010-10-30 17:41
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謹んでお悔やみ申し上げます。
素敵なお兄さんでしたね。 奥様も素敵です。 市井の人の中にこそ、人間的に優れたひとがいるというのが私の持論ですが、お兄さんも奥様もそのような人ですね。 oss102さんの文章も冷静でかえって心打ちました。 私は両親はもちろん、姉は30代で弟は40代で兄は50代で亡くなりましたので私は60代でなのか~とか思う時がありますが、ご兄弟がまだいらっしゃる分、幸せですよ。 兄弟がみんな逝き最後に残ってしまう淋しさはたとえようもありません。 oss102さんも兄嫁さんもお疲れが出る頃ではないでしょうか? 大丈夫でしょうか? どうぞご自愛くださいますように。
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mikihana922 at 2010-10-30 17:55
お兄様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お兄様の思い出をずっと読ませて頂きました。 今は聞かなくなりましたが「家長」という言葉を 思い浮かべました。 お兄様は責任感があって思いやりのある方だったのですね。 2,3日前からこちらも寒くなりました。 0ss102さんもどうぞお身体ご自愛下さいませ。
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あきの
at 2010-10-30 22:23
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人はどのように生きるのがよいのかを、教わりました。
妹だから書ける、書きたい文章、義姉さんも親戚の皆さんも読んであらめてお兄さんを偲んだことでしょう。
お疲れ様でした~。
突然、途中でアクシデントが有り、帰らなくてはならなくなって申し訳ありませんでした(汗) 久し振りのネネさんと話たいことが山盛りあったのに残念でした。 いつも思っていましたが、仲良しの兄妹でしたね。 穏かで優しい伯父さんでした。 ここへ来る度、私も子供の頃の豊浦の思い出に包まれていました。 Yおばちゃんは長生きします! まだまだです! 100歳はいけます!!! 細胞が若いです。
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となりのとまと
at 2010-10-31 01:13
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心よりお兄様のご冥福をお祈りいたします。
生きるヒントがたくさんありました。 人の懐に飛び込めない私は、生きるのが下手です。 3人兄弟の末っ子の私は順番通りとはならないかもしれないですが、いつか経験する事なのですね。
朗読の中にも出てきたあの兄さんですね。
oss102さんの、お兄さんを想う気持ちが伝わってきました。 多分、書こうと思えば、この何倍もの文を一気に書くことが できることでしょう。 ところで、教師だったお兄さんとお義姉さんとは、どんな 出会いだったのでしょう。 同僚? 教え子? 近所? 勝手に想像しています。
オッセさんの抑えた文章が、兄を思う気持ちが私に伝わってきました。
素晴しいお兄さんだったのですね。心温まる家族の思い出です。 ♪そばにいてほしい♪・・・思わず涙ぐんでしましました。 義姉さん、良い出会いができて良かったですね。 オッセさん、長生きしてこれからも何回も会いましょうね。(^^)
深く兄妹愛を感じました。お義姉の介護振り 強い精神力見習いたいです。♪愛してる 僕も~♪お兄様のユーモアも沈んだ気持ちを明るくしてくれましたね。お疲れが出ませんように・・
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sharifa-image
at 2010-10-31 13:33
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お兄様の長い人生はまだまだ書き足りないであろうと思いつつ
読みました。 なぜか私自身の父と姿がだぶり涙してしまいます。 お兄様の幸福であるのは義姉様に看取っていただけたことと 妹が側で元気でいてくれたことにつきりのではないでしょうか 人間と大きくかかわる職業を選んだこともお人柄からくるものと 感じられます。 兄妹(兄弟、姉弟)のいることのありがたさをつくづく感じさせて くれる記事でした。 お兄様の御冥福を心よりお祈りいたします。
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oss102 at 2010-10-31 16:37
sophiamamaさん
みんなお若くして亡くなったんですね。大人になると男兄弟ですとそんなにおしゃべりすることもないのですよ。兄嫁とばかりお喋りします。それをときどき合いの手を入れて聞いているだけなのです。 高齢ですし覚悟はしていたのですが、やはり淋しいものですね。
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oss102 at 2010-10-31 16:42
mikihanaさん
やはり長男意識は強かったでしょうね。昔の教員はとても薄給だったのですよ。それに両親をみてくれて頑張りました。 末っ子の私はのほほんとしています。 先日雪が降ったのですが、建物のかげにまだ雪が残っているところでパークをしてきました。今日は14度くらいありましたから着込んでいったので暑かったです。寒暖を繰り返しますのでお互い気をつけて元気に過ごしましょうね。
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oss102 at 2010-10-31 16:45
あきのさん
私の老人の兄のことを長々書いても面白くないのではと思いながら書き続けました。書いてはまた思い出しを繰り返しています。
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oss102 at 2010-10-31 16:47
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oss102 at 2010-10-31 16:50
となりのとまとさん
順番どうりにはいきません。長姉も次姉も先に亡くなりました。我が家はガン系統だとおどかされています。 私も甘え下手で中々人の懐に飛び込んでいけません。いつもそうできる人に憧れています。
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oss102 at 2010-10-31 16:55
鶴子さん
兄と兄嫁は教師同士でした。田舎の小さな中学校で運動会の準備など一緒にしていたのでしょうね。高校では私の2年先輩でした。 どんどん勢いで書くタイプなので長くなりましたが、これでも大分はしょりました。平凡な老人のことなど興味を持つ人はいないだろうと・・・でもこの際だから書こう・・と。読んでいただいてありがとうね。
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oss102 at 2010-10-31 16:58
sakuraさん
何度も会いたいけどあんまり長生きもしたくないです。これから先はいつ地雷を踏むか・・という人生になります。 それでも生きていかなくてはね。 sakuraさんもご兄弟が日本にいますね。男兄弟は会ってもあまりお喋りもしないのですが、いつも暖かい気持ちは伝わっていました。
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oss102 at 2010-10-31 17:01
こじまさん
長い文章ばかりなのに読んでいただいてありがとうございます。 こうして一人欠け二人欠けしていきます。仕方がないことですね。 明るくて前向きな兄でした。しまった!死んでしまった!と思っているかもね。(^^)
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oss102 at 2010-10-31 17:06
sharifaさん
ありがとう!きょうだいって良いものですが、こうして一人ずつ減っていきます。高齢ですから仕方ありません。 妻に看取ってもらえる最後の年代なのかも、女はそうはいきませんから兄は幸せでした。病院に行っても誰もお見舞いにこない患者さんが沢山いました。家族が少ないのですから仕方がありませんね。
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Sidediscussion at 2010-10-31 20:48
とうとう連載が10まで来て、書き終えられた筆者の胸のうちを想像しました。 書かないことのほうが多いブログですが、行間にたくさんの愛がつまっていました。 ご冥福を祈ります。
残られたご兄弟が、先に逝かれた方たちの分も元気に生きられますことを。
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oss102 at 2010-11-01 13:21
sidediscussionさん
ありがとうございます。貴女もお姉さまを亡くされたばかりですね。 兄は長い闘病で覚悟はできていました。会ってもさしておしゃべりはしないのですが、しみじみ淋しいものです。
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