このごろBSで長時間の再映ものが流れている。年末特集というわけだ。
先日はターシャの庭を延々とやっていた。見たものばかりだが何度見てもいい。
まわりが雪景色になったところでTV画面だけでも緑と花はやすらぐ。「こうしたいと思ったら向かっていくことよ・・・」これだけの人生をつくってきた老婆のいうことは心に届く。
ターシャさん亡き後は息子さんが継いでいるのかしら。どんなかたちになって行くのだろう。お嫁さんがターシャみたいなロングドレスを着て花作業をする?
会社も3代続くということは難しいことだけれど、ここはどうかしら。
ターシャが鶏の卵をいくつも温めて孵ったのがこの鶏1ヶだけだった。いつもふところに入れて大事に育てた。どこに行くにも一緒。
でもターシャは鶏も生活の中では絞めて毛をむしって食べたのでしょうね。
ペットと食料とは切り離して扱うのでしょう。私たちもそうですから。
人は幾つもの引き出しを持って暮らさなければなりません。
感謝の心をもって無意味な命の略奪をしないで、今夜私はフライドチキンを食べます。