早朝、久しぶりにブルの音を聞いた。
7時に戸を開けてみるとなんと!凄いことになっていた。4・50cmも降ったのだろうか。
フウロに外を見せようと台所の窓を開けたが、こんな具合。
雪明りの関係者は雪払いで必死だろうなぁ。
でも日中は日も射して軒先からはポタポタ・・・道路は水しぶきが上がる。
雪下ろしがまだだったら気が気じゃなかっただろう。
午前中今年で最後の青色申告と格闘する。タバコ屋をやめたので来年からは白色だ。
出来上がったところにスキー仲間が苺を下げて骨折見舞いにきてくれた。
この友人は市の老人施設で働いている。重症の担当だという。
先日行ったグループハウスにも研修に行ったことがあるという。担当者の名前も知っていた。
老人施設の入居者の本は沢山読んで、内部事情も知っているつもりの私だが、老健・ディケア・ショートステイなど組織についてはなんにも知らない。
グループホームで体の病気じゃなくて認知症がすすんで共同生活が出来なくなったら何処へ行くの?
老健で社会復帰できないと思われたらどこへ?引き取り先はあるの?・・・質問攻めにした。
社会復帰のためのトレーニングでも中々そうはいかないらしい。年をとるということはそういう厳しいものなのだ。
彼女も重症のケアで感じるものが沢山あるようだ。タブーの世界へは踏み込めない。
それにしても、彼女はこういう仕事についてから、ものすごく言葉遣いが丁寧になった。
どんな姿になってもプライドを傷つけることは厳禁。徹底されているのだろう。
私も自分からはシワクチャばぁさんと云っても人からは言われたくない。
昔は60才になってからならいいかな・・と思い、60になったらやはり老人は70からと思い、70後半になった今も、医者などからオバアチャンなんて呼ばれたくない。
この変なプライド・・人間の尊厳ってやつはやっぱり棺おけまでついてくるのか。
彼女は1時からの勤務と出かけていった。