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大きな組織になればツーカーとはいかないのは分かるけど、今朝の記事にはあきれてしまった。
ガレキ撤去で宮城県知事の言葉が載っていた。
彼は国の直轄事業でと要望しているが、今回は県が市町村から委託費用をもらって代行する。
「ガレキは各市町村の1次仮置き場に集めた後、県内4~5ヶ所の2次置き場に運んで、可燃物と不燃物とリサイクルできるものに分ける。
その際、最終的にどこの市町村からどれだけ来たものかを細かく査定しなければならない。
そうしないと県が市町村に費用を請求できない。これが膨大な作業で時間も手間もかかる。
だから1次仮置き場からの運搬以降は、国直轄でやってほしいと云った。先日も政府・与党に頼みに行ったのだがやっぱり難しい」
こんな手間ひまかけてその費用はどんなになるのか。各省庁には様々な理屈があって・・と言っているが。これでは費用が何倍にもなってしまう。愚かなやり方だとふつうの市民なら思うだろう。
その年度の予算を使い切らないと次年度の予算が減らされる。なにがなんでも使ってしまおうと道路を何度も何度も掘り返す。
収容所の犬のためにやたらと面倒な書類を出してようやく僅かなお金が出る。それをきっちり使い切らなければ次に継げない。犬たちは来年も生きるし、人間の勝手でいつどんなときに捨てられるかも知れないのだ。
やり繰りして無駄を省き、次に備える。
善良な庶民がやっていることが何故出来ない。ヽ(`Д´)ノ
by oss102
| 2011-05-28 15:22
| 日々のこと
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