10月の末は図書館で毎年なにやら行事をするようだ。去年はヨミガタリストだった。
今回も行事予定をみて行ってみた。
遠慮しながらシャッターを切ったので、顔が見られないのが残念。なんとも可愛らしい美しい顔と声の方だった。年齢は30代後半というところか。
馬風琴を弾きながら、ソーホの白い馬の語りをする。この絵本は好きで読んで泣いたことがある。今回もうっすら涙が滲んでさりげなく涙を拭く。泣き虫ばあちゃんである。
3種類の馬頭琴を持ってきた。色々種類が違うと音も違う。弦は馬のしっぽの毛100本という。馬の顔も違った。
口琴という小さい楽器も吹きながら兎の短い語り。よい音色だ。
兎は一番弱くて臆病でこんなにビクビクして暮らすなら死んだほうがまし。集団で死にに行った。遠くまで行って藪からぴょんぴょんみんな飛び出すと。そこにいた羊たちがビックリ仰天して我先に逃げて行った。それをみた兎たち。おれたちより弱いものがいる・・と嬉しくなって大笑い。それで上の唇が裂けたんですって。
若いときにモンゴルに1ヶ月くらい旅行をした。食べ物が口に合わずに4キロも痩せてしまった。夜草原でする大小はとても爽快で、あれは癖になる。帰宅してからも思わず草むらを探す・・といって笑っていた。
最後はカンテレで語り。みんな短い幼児向けの語りのように思えるが、これは子供が聴いてもさほど面白くないと思う。高学年から大人向けにいい。魅せられる。
音楽と語りの融合を目指すと司会者の言葉があった。語りもいろいろありですねぇ。