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昨日午后、あとりゑ・クレールで上記のテーマで朗読会があった。
去年3月のネコ祭りのように素人の私が読むような会ではない。地域では知る人ぞ知る有名な読み手が決まっていた。
数えなかったが狭い会場は30人ほどの人で埋まった。
長沼で絵本屋「ぽこぺん」を営む飛島詩子さん。「父は空、母は大地」1854年シアトル酋長のスピーチより。
もう一人は各所で朗読活動をしている工藤ひろ子さん。
後ろの壁の絵の画家が出した絵本「うづらのうーちゃんのお話」折りたたみの譜面台に大きくコピーした絵を立てての朗読。
この方とは後で話したのだが、子供の声を出すときは、たんに子供の声を出すのではなく、その絵本の子供の気持ちになって話していればいい・・というのが最近分かってきた。
その気持ちが途切れると地声が出る。と深いことを聞かせてくれた。沢山読んで勉強してこその分かり方と思う。
聞き手はオーナーも入っている何十年も続いている詩話会の人たちがほとんど。ここの常連さんたちだが、今回は函館・ニセコなどの遠くからの参加もあった。
いかにこういう企画が求められているかが分かる。
2部では詩話会の人たちも自作の俳句や詩などを朗読したり、40年英語の講師をしてきたという女性が「父は空 母は大地」の原文を読んだ。
赤ペラでシャンソンを歌う人、リンゴの花咲くころ・・だったかしら反戦の歌を2曲。
ここには文化人が集う。たくさんの児童文学や絵本をだしている作家加藤多一や、三宅悟・かおりの画家夫妻。ほかの人たちも一家言ある人ばかり。
その中で、ネコがらみでクレールに貼り付いている私は外様なのだが、その空気を吸い、話を聞くときめきはいつも貴重な時間と思う。
つづく
by oss102
| 2012-02-12 15:47
| 日々のこと
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