ひな祭りが近くなると、小樽市内のあちこちの店でひな人形を飾って見せてくれる。
先日娘と外出したおり、亀甲蔵という古い酒造所へ寄った。
木造の広い酒蔵には1階2階ともに沢山の雛人形が飾ってあった。みんな市内の家庭からの寄贈のものだ。 期待したような由緒ある古い人形はここにはなかった。
売店には各種の酒や、黒豆の炒ったものなどの、昔なつかしのオヤツが列んでいた。
生酒を買った。
酒樽から一番に直接ビンに入れた、まったく熱を加えない生酒である。
ちょっと高かったが思い切って買ってきた。
雛人形たちに誘われた私の小さな贅沢。
生酒なので早く飲まなくては意味がないと、初日は小ぶりのグラスに2杯飲んだ。
体がほてってかなわなかった。 以後1杯だけにしている。
発泡酒5%・ワイン10%・生酒は17%のアルコール含有。
銘柄で違うがほぼこんなものである。
道理で酔うわけだ。