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世界一高いスカイツリーに古建築の技法が使われている。
五重の塔などにある心柱は、塔の中心に立てられているが、建築本体とはつながっていない。
地震のとき建物と心柱はそれぞれ違う揺れ方をする。
五重の塔は長い年月を経ると、屋根の重みで屋根の反りが緩やかになる。
修復してもまた300年後には屋根の反りも戻ってしまう。その時のために屋根裏にメッセージを残したと。宮大工は300年後のことを考えている。
300年耐える宮大工の技 昨日の見出しでした。
読売新聞の時代の証言者というコラムは、いま宮大工の滝川昭雄に聞き書きしています。
この人は宮大工として長く公務員の身分でした。すごい薄給だったと。
でもそのおかげで、国に出すあれこれの面倒な申請書類、行政の仕組みがよく分かって会社組織にしたときとても役立ったということです。
モンゴルの寺院を修理復活させたり、フランスに招ばれたり、どの世界も極めると凄いことが出来るもんだと、このコラムを読んでいます。
by oss102
| 2012-03-08 16:29
| 日々のこと
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