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えらそうに文化人類学と書いたのですが、いわゆる様々な動物の生態を研究して、人類はどこから来たか、どのような生き物か、というようなことを物好きさんが研究している分野をいうようであります。
また私がそんな理屈をこねるのが大好きでありまして、その種の本を好みます。
その中で、面白いナァと思ったことを思い出したときに随時、紹介していこうと思います。
すでにお知りになられていることでも、我慢しておつきあいくださいね。
鳥類は基本的に一夫一婦制だが、やはり3角関係もある。
夫を失ったカラスは、つがいでいるオスに近付き、盛んにモーションをかける。
反対側にいるメスのカラスは気が付いて、夫越しに攻撃をしかけるが、そのときは知らん振りして離れる。
だが、また油断をみすまして夫に近付く。 夫カラスは初めはうっとうしがるがだんだんその気になってくる。
コンラット・ローレンツ 攻撃より。
不倫の子カラスが生まれたら、夫カラスはどちらの育児協力をするのだろうか。 むか~し読んでフ~ン、カラスの世界でもネェと新鮮な思いで読んだものである。
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