|
先日坂東園長の講演を聞きに行った。ご存知旭山動物園の園長である。彼は小樽の桜陽高校出身。 小樽男女平等参画推進の会の企画であった。
娘は10年前ほどここに入っていて、本州のあちらこちらを無料で見学旅行したことがある。男女平等推進に貢献したかは定かではない。
会場は私よりお姉さんお兄さんの年齢の人で一杯であった。
坂東園長はTVに出るその姿のまんま、作業着の上下・真っ黒の小顔で、恐ろしく早口であった。
冒頭、疾走したフラミンゴに触れ、生きる力の凄さと、現場には中継車も来ていて救出の難しさを話した。 コムケ湖ではもう姿を消しています。
スライドを使って、チンパンジーの群れに見るメスの力をユーモアたっぷりに話す。ボスは威張っているけれども、メスがうまく誘導している。 どの動物もそれは同じと・・・
人は鳥になったのか・・
一斉に巣から飛び立つ鳥。夕暮れには巣に戻る鳥。朝、高層マンションから吐き出される人たち。夕暮れに戻る人たちを見ると鳥だなぁと思うそうです。
カラスも帰宅が遅れてるのがいますよねぇ。(^^)
旭山動物園には「珍しい動物」はいない。普通の動物の素晴らしさを伝えることが未来にとって大切なこと。
ありのままに価値を見つけ、自然の大切さに気づいてもらうこと。ヒトだけでなく地球上すべての生き物が共生できる未来のために、動物園ができることは何か?
常に自問自答を忘れていはいけないと考えています。と結んだ。
写真のように中央で話してくれると思って前の左側に席を取ったのに、反対側の右からスライドを使って話したので、折角の講演がよく聞こえなかった。
会場には笑いが絶えなかったのに、私にはその笑わせている部分がよく聞き取れなくて残念だった。
もっとアナウンサーのように滑舌のよい講演者と願っても無理かなぁ。
by oss102
| 2012-11-02 16:14
| 日々のこと
|
Comments(5)
|