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昨夜も激しい雪降りであった。 娘は傘をさして会社へ行く。
昔道産子は雪には傘をささなかった。 コートやフードに降り積もっている雪は、手で振り払えばサーッと落ちていく粉雪である。 今もその癖が抜けなくて白い雪でさえあればみぞれ雪でも傘を忘れる。
先日みぞれなのにカッパを着ないでストックウォーキングに出かけたのは、そんな名残りの習慣である。
むかし東京から社宅に転勤族が入ると、雪降りに傘の風景が見られるようになった。
「雪に傘?」と思ったものだった。
次第に真似するようになって具合のいいものだと分かった。帽子をかぶらなくてよいから、セットした髪が潰れない。雪を振り払う必要もない。 傘をさす人が増えてきた。
だが今でも道行く人は激しい雪降りでも傘なしが多い。 コートもフードも撥水が利いている。 傘は荷物になりますからね。
by oss102
| 2012-12-09 16:03
| 日々のこと
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