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今日から30日までアーカイブ編を載せることにします。
この4編は2006年12月1日から書いたシリーズのものです。読み返してみてやっぱり今も同じ気持ちでいると思います。
年末のお忙しいひとときをお読みいただけたら嬉しいです。
火曜午後はインドアテニスの日。他のグループもいるので30分テニスして
15分休む。
その5人でストーブ談義。 みな私のような高齢者である。・・・であるのにもっと高齢の親を抱えている。
「うちの母親は、元気なうちは子供の世話になるようになったら、迷惑かけるから早く死にたい」と言っていた。それがボケも始まっていまになったら、一日でも長く生きたいというようになった」
72才が91才の特養に入っている親のことを言っている。
我々は、一様にそんなに長生きはしたくないと常々言っているのだ。
ず~っと以前、敬老の日かなにかでテレビで報道していた。100歳になった女性に「今、なにが幸せですか」と聞いていた。
女性は「生きているだけで楽しいです」と答えていた。
そうなのだ。価値観が変わるのだ。
私だって若い頃は40才になったら死んでもいいと思っていた。
年寄りになってなにが楽しいかと思っていたのだ。
ところが40代、50代、と若い頃よりいいことばかり。 結構楽しく生きているではないか。
流行の服を着なくても、ハイヒールを履かなくても、シワが出来ても、毎日毎日楽しんでいるではないか。
若い頃には、重大な問題だった、お洒落は2の次になった。
今こそ、テニスもパークも出来なくなって、目も悪くなりパソコンも出来なくなって、ヨボヨボになってなにが楽しいと思っているが、そうなれば生きている事が有難い、と価値観が変わっていくのだ。
そうだ、今までだって、ドンドン変わってきたもの。
命とはしぶといものだ。
ヤフーのフリー画像から
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