メル友の愛犬が死んだというメールを見た。
10日ほど前だったか、横になって眠らなくなったとブログにありました。 肺がんだったそう
です。
4年前に死んだ、我が家の愛犬レミも、突然倒れてから3週間で死にました。 11才と
3ヶ月でした。 小型犬に多い左房弁不全症という心臓の病気でした。
もう助からないと知ってからは、薬も止め、病院通いも止めた。
薬は、エサに混ぜても、強すぎたのか、もっと具合が悪くなり、それ以来、薬を混ぜると
エサも拒否するようになっていた。
毎日近くの公園に連れて行き、最後の日々を少しでも長く、そばにいてやろうと暮らした。
良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、だんだん悪くなっていった。
朝は少し具合がよくなるが、夜になるとまた悪くなって、水が溜まってきた心臓に負担が
かかるのか、横にもなれず、お座りしたままウトウトしている。
そのうち眠ってしまってバッタリ倒れる。 苦しいのでまた立ち上がる。
辛い夜が続いた。
娘と居間に布団をならべて、交代で体をなでさすりながら看病した。
可哀相で、涙があふれる。 枕元はテイッシュの山だ。
死の直前には、人間でも中なおりといって、少しよくなると聞いていたが、レミもそのとおり
だった。
いきつけの公園に連れて行くと、嬉しそうに匂いをかぎまわって、歩き回り、走ろうとさえした。
食いしん坊の犬に、太らせてはいけないと、いつも食事制限をしていたが、もう最後だからと
ザンギをちぎって食べさせた。 もう食欲もなかったのに、塩分の強いそれは喜んで次々
食べた。
そして最後のときが来た。
涙あふれて 「レミ 楽しい日々をありがとうネ」と感謝しながら、だんだん冷たくなっていく体を
なでさすり続けた。
倒れて3週間、辛いときはジッと耐え、気分がよくなると、何事もなかったように、陽気な
顔をして歩き回った。 そして逝った。 かわいい顔のままで。
人間もこのように死なれぬものか。
倒れて3週間、辛くても騒がずジッと耐え、近親にお別れを言って、従容として死にたいものだ。
ものの本に書いてあった。 1にペット 2に子供 3・4がなくて5に夫
亡くして無条件に泣ける順である。 これを書いていても、涙がとまらない。
メル友よ 一緒に泣こう。