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夫のすぐ上の姉T子さんが介護付き老人施設に入居して、初めての訪問をしたのは1月7日。T子さんの夫のひと月命日が来た時、花キューピットでシクラメンの鉢を送った。
私の留守にお礼の電話が来て娘が出た。「お母さんと一緒に遊びにきて・・」と言ったと。
それで昨日は母娘との訪問となった。
こういうときの手土産に困る私。T子さんはオヤツを食べないと言っていた。私も同様。
仏さんは新しいのでいつも日曜ごとに来る息子夫婦や親戚の人が花は供えている。
本など、どうだろうか。すっかり処分してきたと見えて部屋に本は見当たらなかった。
特に本好きとも思えないし、疲れるから迷惑だろうか。
思い悩んだ挙句、私の手持ちの、星野富弘の初期の本と夫も写っている子供たちが小さかった頃のアルバムを持っていった。 本は飽きたら共通の本のコーナーに置いてもらってね。
それと甘さ控えめで私たちでも美味しいと思えるプリン大福3ヶだけ。お金を出したのはこれだけだ。
このプリン大福をブログのネタにしようとしてカメラを持参したが、3人が食べた直後に思い出した。 どうも食べ物はいけない。
T子さんは入居して間もないので、こういう施設のきまりがまだよく分からない。
客たちが持ち寄る菓子折りなどを介護士さんたちに食べてもらおうとする。
絶対受け取らない。このまま干からびさせるだけだと・・・こちらの好意ははどうするの、と云っても「私達はお金をもらっての仕事なのです。」と頑として受け取ってくれない・・と嘆く。
それはよい施設の証拠ですよ。職員に物を上げると、最初は小さなものでも、物をもらって当然の気持ちが作られる。お礼出来る人と出来ない人の格差が出るから。
などと言ってなだめた。
40年前くらいにT子さんが作った木目込みのお雛様。
つづく
by oss102
| 2013-02-08 16:05
| 日々のこと
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