|
先日金スマに出た曽野綾子を見た。 私の3才年上だ。
400冊以上の本を出して、まだ書き続けている。凄いパワーだ。
私は若い頃から「誰のために愛するか」を皮切りに、かなりの本を読んできた。
一々共感するからである。
戒老録は彼女が40才のときに出した本である。これを検索してみるとかなりのブログでヒットした。(そのうちの一つ)
いくつかの書き留められている戒老録の1部分を読み返してみた。
42年前の本なのに、いつまでも古めかしくならない。
これは老人のあるべき姿を書きながら、人間すべての人に当てはまる言葉だからと気がついた。
甘えるな・自立せよ・与えられるのを待つな・何かを成せば何かを失うことを覚悟せよ・・・若者・壮年・老年、すべての人間への言葉だ。
TVでは、父親は家庭では毎日妻に暴力をふるい、外では温厚な紳士だった。だから一切の人間を信用しない。 人間とは、人を殺す悪の面と、身を挺しても人を助ける面を持ついい加減な生き物である。
小気味のいい言葉が続いた。
by oss102
| 2013-11-12 16:12
| 本
|
Comments(8)
|