たけしのTVタックルを見た。 ふりこめ詐欺・健診・睡眠・食品偽装・などなど3時間のスペシャル。
ついつい最後まで見てしまった。
どうして老人は騙されやすいのか。面白いテストをしていた。
大きな字であお くろ あか しろ というカードを見せて答えさせる。 黒い文字なら
あおと書いてあってもつい黒と言ってしまう。 赤なら
しろと書いてあっても、つい色が優先してしまう。
若い人・中年の人・・・明らかに中年が遅い。間違いも多い。
何回か見ているうちにコツが分かって間違いがなく、早く答えられるようになった。
大竹まこと(64才)が頭に機械を取り付けてテストした。 結果、速さ、間違い数は、若者の平均と違わない・・と出て気を良くしていた。
私も大竹まことより早く答えられたから、いい気分だった。
ところが・・・若い人たちの頭脳のカラーが写った。 若い人たちは頭脳の1ヶ所だけ小さい範囲で赤くなっていた。
大竹まことの頭脳は、赤くなっている場所が、ほぼ、頭脳全面に広がっていた。
つまり若者は軽くパッパと反応しているのに、大竹は必死に頭全体で取り組んでいたのだ。
それだけ余裕がない・・ということだ。
大竹は「ヒャー・・ケツの穴を見せるより恥ずかしい。」 アハハと笑って見ていた私も、納得した。
私の頭も真っ赤だったに違いない。
もちろん頭の訓練は必要だが、細胞の沢山ある若者の頭脳には適わないのだ。