葬儀に行く時は高速バスでスイスイと40分足らずで葬儀会場へ着いた。 小樽方面への反対車線は途中に大きな赤旗が振られ、大渋滞になっていた。 事故のようだった。これは大変。
路肩の雪壁は両側の店舗のシャッターがかくれるほど。
無事終わって帰路のバスヘ・・・行く時の道筋、どこで降りるかネットで検索済みだったが、不覚にも帰路については無智だった。 下りた20丁目の反対側にあるはずの乗り場の20丁目が分からない。
斎場の右か左か、違っていたら随分歩くことになる。
斎場の事務所の人に聞いた。バス停4つ先くらいにバスターミナルがある。というので短距離で申し訳ないが・・とタクシーに乗る。 女性運転手は愛想よくターミナルへ。
案内所で聞くと小樽駅行きは12時5分。 35分も待たねばならない。
この日、午後1時45分から一人朗読の日。だけど時間的には楽勝と考えていた。 雪道とて悪くても1時間はかからない。
まずいコーヒー飲んで時間潰してバスに乗る。走り始めて客が運転手に質問するのが聞こえた。・・・
○○で止まりますね。「ハイ各駅停車です。」
ガーンΣ(|||▽||| )
案内所で小樽行は・・と聞くとき高速の・・とつけるべきだった。
それでも1時間ぐらいで着くだろう。まだ望みはあった。
国道5号線を走るバスは、あろうことか手稲駅へ迂回する。そこで車椅子の乗客があった。
運転手はテキパキと対応して、乗せると、今度は前の荷物置き場の蓋をあけ、車椅子のストッパーを取り出す。走り出したのは10分後。その人が降りた時も同じ手順で20分余計にかかった。
バスというものは前のドアと後ろのドアとが同じ動作で開閉するらしい。乗せるも下ろすも前後のドアが同時に開く。 最前席に乗っていた私は寒い。 老人の乗降はのろのろ・・・
朗読に間に合わないと思ったが、携帯を持たない私。 もう焦っても仕方がない。お腹は空く。
小樽駅到着1時40分、我が家到着55分。 担当者に電話して平謝り。 1週間日延べしてもらう。
あ~ぁ。初仕事で大失敗。
高くそびえる雪壁の間に停車・発車を繰り返し。乗客の安全を守り、障害者への対応もして、頼もしい運転手さん「ありがとう。」 と社会見学の日は終わりました。
みなさん、だらだらとした文章を最後まで読んでいただきましてありがとうございました。m(_ _)m