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2009年7月27日
花の手入れをしていると近所の奥さんが通りかかります。いつも2匹をなでて行きます。
フウロがお腹こわして病院にいって・・・とおしゃべりします。
トナリかい?・・と病院へ手を向けます。 あんなとこ、殺されるよ・・といいます。
妹さんの愛犬がもう治らない病気にかかっていて、最後のときを迎えて、夜病院に電話をしたそうです。
「もう連れてこなくていい・・・」医者は断ったそうです。飼い主は胸に抱き取って死を受け止めたと・・・
もうお酒も飲んで夕食もすませて診たくなかったのよ、冷たい医者と非難します。
飼い主の気持ちは分ります。
以前黒猫の急変のとき、もう瞳孔が開いていたのに慌てて箱に入れて隣の病院へ連れていこうとしたときがありました。 でも辛うじて、このまま死なせた方がいい・・・と体をさすり続けて送ったことがあります。
医者はどうしようもないのです。余計なお金を払わせるだけです。
動物病院は人間の病院よりも死を扱うことが多いので、ペットの死をめぐって、飼い主は沢山の不満をつのらせるようです。
近くの病院で恨みが残ると遠くの病院に変えます。
隣の病院へも結構遠くの人が来て、近くの人は遠くの病院にかかったりしています。
娘が重態のショウマを連れて、「猫に点滴なんか出来るわけがない。」と話していたそうです。
私はそういう姿勢に共感します。
犬猫に輸血をするための犬猫を飼っている病院もあります。血を採られるために病院の檻に飼われる犬猫は悲しいです。
もう何度も書いていることですが・・・・
苦しみは取ってやりたいけれど自然に死なせてやりたいです。
私は死後の臓器提供には異論がありません。
でも死のときの苦しみは取ってやりたいし、寿命が短くなっても濃厚治療は避けたいと思っています。
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