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先日阿川佐和子とリリーフランキーとの2時間の対談を見た。
いつもは聞き手の阿川だが、今回は受け手。
週刊文春ではのべ1000人以上と対談。聞く力では158万部超えという売れっ子だ。
この人の本は結構読んでいるので、語る内容もよくわかった。
つまり専門がない・・というコンプレックス。TVのキャスターに請われながらも、このままではという悩みでアメリカへ。 苦しみながらも自分は自分のままでいい、と受け入れていくプロセス。
対談の失敗を語る。名前は忘れたが、作家だったか。 一人でしゃべりまくったことがあった。
編集者は困った顔で、2時間、阿川さんだけが喋ってます。・・と言われた。
相手は「ホウ・・それで?」 「そうですか・・・」と相槌を打ちながら非常に面白がって聞いてくれた。
「これだ!」 面白がる心・知りたがる心・・・専門の知識なんか要らない。
それが相手から話を引き出すポイントだと納得した。
リリーも、思わずおかまバーに行った時の話を披露。 聞き上手の阿川の軍門に下っていた。
結婚について・・・2人同じような条件の好みの男性が現れて・・どちらを選ぶか、とリリーに聞かれて、「強引さ・・押しの強さですね。」と。
そうそう、私も自分からはアタックできないタチ・・・よく分かる~ 今の子は自分から告白するものね。
反省はするけど後悔はしない・・・と言い切った彼女は60才。
試行錯誤しながら積み重ねてきた人生に、いよいよ磨きがかかってきた年代に入った。
私は反省をしてもどうせ猿の反省。 後悔はしないで生きる。
2005年6月のフウロ
by oss102
| 2014-06-25 16:00
| 日々のこと
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