|
2010年10月8日
娘が入れてもらっている小樽管弦楽団のリーダー的存在のM氏はヴァイオリン奏者。
余市で有機農法のファームを経営している。
そこの月刊通信を読んだ。
今は収穫期、ものすごい忙しい暮らしの中で、あちらこちらの演奏活動も精力的に行っている。
オーケストラというのは、パンだけでは生きていけない人間にとって、心を養うための大切な道具なのだ。 もし音楽がなかったら、人生はどれほどつまらないものになっているだろうか・・・
音楽がなくても生きることは可能だが、生きる価値はずいぶんと減ってしまう気がする。
オーケストラというのは音楽の最も高度なものだ。こんな面白いものはほかにはないのじゃないかと思えてくる。
彼の生活ならそうだと思う。
私は音楽がなくても生きていける人間だが、音楽を知らないことでずいぶんと損失のある人生だったことは想像できる。
人生いろいろ。この世にスポーツがなくなったら・・絵がなくなったら・・踊りがなくなったら・・生きる価値は減る・・・とそれぞれの世界で生きる価値を高めているのだろう。
この世に酒と女なかりせばなんの生きる価値がありましょうぞ・・と思っている人も。
|