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主治医の見つかる診療所・・という番組を終わるころから見ていた。
94才の元気な女医さんが、新聞の番組で見ると、料理・ベランダ菜園・掃除と一人で生活しながら現役で仕事をしているらしい。
医者を何人もそろえて、なにが彼女の元気を支えているのか・・と解説する。
ゲストの大橋巨泉は、「自分の病院を閉鎖して、まったく新しい土地に越してきて、勤務医になる。そのリセットする気持ちが素晴らしい。」とコメントしていた。
そのご、女医さんの純愛のビデオになった。姉と結婚した人の弟で家で会った。3才年上の学生。
日曜ごとに会っていたが、海軍に入った。 結婚しようと手紙をもらった。休暇で帰ってきた時に、1度、宿で2時間会った。入籍する。
戦局が悪くなり彼はミッドウエーで戦死・・・彼の父親の枕元に呼ばれて、医者になるようにと言われる。 そのころ、特枠で遺族には女医の道が開かれていた。 戦後裁判で遺族と認められ女医になる。
病院をたたんで、夫の墓を作った淡路島を見られるMCに移り住む。早く一緒に墓に入りたいが、お迎えがない。
ゲストたちの何度も涙をぬぐうシーン。 巨泉は「だから戦争はダメなんだ! 戦争は絶対だめなんだ。!!」と顔を覆って泣いてしまう。
飽食して次々事件を起こす若者の多い現代に、まっすぐに純愛をつらぬく話に昔人間は弱い。
by oss102
| 2014-12-02 15:18
| 日々のこと
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