もうかなり以前のブログに書いたことがある。 まだ3・40代の頃、子育てに忙ししくしていた頃、読んだ本。 貴族のご婦人のような人が、刺繍をしながら、「フランソワーズ・・紅茶を持ってきて・・・」「フランソワーズ・・あれをしてこれをして・・」と言いつける場面があった。
なんと羨ましい暮らしだろう。想像してはウットリとその世界に浸っていた、夢見る夢子さん。
日曜日、浮くでもなく沈むでもない麻雀に一日をついやし、帰宅して寝そべって来週、杜の広場の語りの会で読む予定の絵本を読んでいた。
ネネの食事当番で、ゴボウのいい香りが流れて来る。
あぁ、私のフランソワーズ・・・「なんていい身分なんだろう・・」
「できましたよ~」 ネネの選んでくれたワインはピッタリ口に合う。
千円くらいの辛口を・・と注文を出しておいた。
ご飯に混ぜたエビとシラス。赤がとってもきれい。
いつもは色のついていない干しエビを使うが、春なので赤にしたの・・・ごはんのお花見!!
ご飯に混ぜ物をするときは、いつもの3倍は食べたくなる。
上品に小鉢盛りする家庭にはバカにされそうだが、これが我が家の最高の食卓。
新玉ねぎが美味しい季節なので、細い刻み昆布とかつお節だけ。ゴマ油とポン酢。