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運動会に引き続いて祭りがつづく6月。毎日花火があがる。
家の前の中通りも交通規制がかかって、神輿の準備をしている。
この中通りは、このお神輿があるところから、山にぶつかるまでが商店街で3町ほども続きます。以前は出店がびっしりならんだ。 リサイクル屋をやっていたとき、出店の権利を貸してくれ、とセリ場にきていた男性に頼まれたことがある。
あれから20年くらいかな・・・もう軒の花も飾らず、寄附あつめにもこなくなった。
そんなにさびれてきても、祭りの数は減らない。花火は上がり・・あぁ、今日は稲荷神社の・・水天宮のと言い合う。
先日の杜の広場の朗読で、杉浦日向子の「お江戸でござる」を読んだ人がいた。
祭りはお金持ちも大変だった。大枚の寄付をして、家をあけ放ち、長屋の連中に飲み食い放題をさせなけれならない。
「旦那・・・今年は神輿をあれこれして・・」と持ち掛けられる。
無料の飲み食いができる長屋の連中が、一番気楽だったようだ。
どこでも昔は、金持ちは貧しいものに施しをするのがふつうだったようだ。
外国で、旅行中の女性が、手作りの土産を売っているのを値切って買った。
値切るのが当たり前と思っていた。
同行の地元の男性は値切らなかった。 どうして?と聞くと、「彼らの生活は、いっぱいいっぱいだから・・」と答えた。 値切った女性はハットしたと。
新聞か何かで読んだ記事。 持てる者は貧しいものに施しをするのは当たり前。
どうも権利だけを求めて、施しの気持ちが希薄になっている現代。
13日の宵宮の準備中。
註 昨日父の日ですなんて書きましたが、この次の日曜日でしたぁ! m(__)m
by oss102
| 2015-06-15 14:43
| 日々のこと
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