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是枝監督の制作・指揮という原爆死した321人の朗読を聞いた。
70年の平和があって、私たちは老後のその先の老後の心配をするまで命ながらえてきた。
あらためて、私と同年の幼い死があったのだと、聞き入った。
ひどい火傷で「水をのみたい、おかあちゃん」・・「海ゆかばみずくかばね・・」中学生は教育されたそのままに、歌って死んでいく。 涙腺のゆるい私はすぐに泣く。
戦争のない豊かになったこの国にも、ゆえのない無残な死が巷にも多くある。原爆による大量死とこの犯罪の犠牲になる死は、どう違うのか・・正義と思い込むISの兵士たち。
国が襲われたときに助けてもらうには、相手の国の戦にも加担しなければならぬ。と安倍政権。
生物がこの世に生まれた時から、群れをつくる動物にはボスがいて、ボスとボスは戦ってなわばりを広げる。 それの繰り返しだ。
人間には仏と鬼が同居する。 楽に死なせてあげるから、若者に席を譲って・・といわれたら、喜んで席を譲るのだが。
神妙にTVを見て聞いて、幼く死んだ子・戦争に散った若い兵士に黙祷した。
8月1日。
by oss102
| 2015-08-01 16:03
| 日々のこと
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