7月にプレミアム商品券を売り出したが、大量に残った。往復はがきで応募して、その返信はがきを持参して窓口に行く・・どの商店が参加するのかもよくわからなかった。手続きの煩雑さが嫌われた。
行政側は反省を踏まえて、8月8日土、9時から売り出す。残ったら9日にも・・ということになった。
先回は娘の分しか買わなかった。あぁ、ざんねんだった。今度こそ・・と8時に着いた。
もうこんな行列ができていた。
行列に並ぶなんて、何年ぶりなのか・・戦争中の行列しか思い出せない。
よく、どこそこのパン屋が・・ケーキが・・と並ぶのを見て気がしれなかった。
折り返しのロープが張られた何列かの中に私も並んだ。オジサンが7月の時は、寝たきりの人の分までたくさん買った人がいた・・とおおきな声でいう。 へぇ・・と隣の女性と顔を見合わせ、なんだかんだと話が弾む。 推理小説持って行ったけど2・3ページしか読めなかった。
行列する人たちの楽しさが少しわかった。みんな戦友なのだ。
9時に・・ということだったが、8時半にはもう受け付けだした。
身分証明は、並んでいるうちに確認ずみなので、どんどん進み、9時前には5冊の商品券を手にした、
気持ちのいい朝なので、昔の線路あとを歩いて帰ることにする。今は花壇のある遊歩道になっている。 犬の散歩の人や、観光客がベンチで憩う・・・
古い家や新しい家や・・さまざまな暮らしがある。
翌日は売れ残っていたらネネが並ぶ。2万円を稼ぐには簡単な作業だ。
つづく