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武道館の戦没者追悼式をみながら、冷やしラーメンを作っていた。
12時には1分間の黙とうも捧げた。 ラーメンがのびないかな・・とちょっと気になった。
大人になってから、沢山の戦争・引き上げの記録を読んだ。「きけ、わだつみの声」は、中学生の授業で、先生が読んでくれた。
今でもそういう記録を読むことがあるが、当時の両親への手紙の書き方にしびれる。
手紙というものは、あぁいうふうに書く時代であった。
マラソンの円谷選手が遺書に「・・・がおいしゅうございました。忘れません・・」などと書いた。目上のものに最大の敬語をつかう。普通の庶民である。
そのことで母への思慕が増幅されて伝わるのは、私がこの世代と共通する中で育ったためだろうか。
大勢の家族の中で育った世代。喧嘩も多かった。そういう中でも決まりの礼儀はしっかりとあった。
他人行儀な言葉遣いの手紙をみて、胸キュンとなる私がいます。
小さな鉢の上で飛翔するサギ草。 まだまだ咲きます。
死んで逝った若者たちの魂のようです。
by oss102
| 2015-08-15 14:59
| 日々のこと
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