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2階の押し入れを片付けていたら、浴衣や丹前下が出てきた。
ダンボール一杯ある。 ちょっと下のほうまでのぞいたら、紺地の浴衣もある。
あら~懐かしい・・・こんなのは早速オムツに使ったのに。
前にこの家にいた夫のお姉さんの遺したものだ。 新品のブリキの湯たんぽもある。
もったいないけど捨てなければと引っ張り出した。
まてよ・・以前兄嫁がデイケアで聞いてきた、老人施設の話をしたことがある。
ウエスが必要でボランテアなどが整理をするが、元気なお年寄りにも仕分けを頼む。すると必ず仕分けのボスができて采配をふるうのだという。
そうか。施設ではこんな古い木綿も必要なのかも・・と朗読先に電話で聞いてみた。
「古い浴衣が10枚くらいあるのですが・・・」「いただきます。受け取りに行きますよ。」と関係者。 「イエ、そちらのほうへ伺ったときにお持ちします。」
ところが、大きな紙袋に移そうとしたら、なにやら紺地の浴衣にオレンジ色のひもがついている。
引っ張り出すと、これがなんと布団袋になっているではないか。 それも2枚もだ。
布団袋だから全然洗いざらしてはいない。
こんなのは使用に困るだろう。たった4枚しかなかった丹前下たちを見て、早とちりの私が情けなかった。 濃紺の木綿地は美しい。
by oss102
| 2015-10-01 15:27
| 日々のこと
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