夜中、何度もボイラーが唸る。 どうした?とネネの部屋に行くと、フウロがストーブの上で外を見ている。 ここはガスボイラーなのだ。
スイッチのONに乗っかている。下ろしてまた寝るとまたボイラーが唸る。また乗っている。
そこで電源のコードを抜くことに気付いた。
夕方になると、ネネ恋しさか外恋しかか、ここでよく外を見ている。
今はコードを抜くことでいいが、これから寒くなったら、いつでもリモコンで暖房を入れたいだろう。
2枚セットで398円のスノコ、2組でこんな囲いを作ることにした。
フウロが飛び乗る力は強い。釘だけではグラグラする。エル字型の金具で止めればいい。
ビバは広くてこの金具をさがすのに苦労した。 1ヶ34円のを8ヶ。それに合うビスを8ヶ。
少ない店員に聞きながらようやく見つけた。
ビバの形のあるものは、みんな組み立てばかり。女も金づちノコギリくらい、使えなくてはいけない世の中になった。
格好いいとはいえないが、なんとかできた。まだ少しグラグラするので、飛び乗る衝撃を少なくするために、横に椅子を置いた。
夜中、フウロは外を眺めている。