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慎太郎は、本当によく体を動かして、健康にも気を配っている。
それでも、老いはとりついて離れない。
世話になった先輩・ヨットに乗ったクルー仲間も次々と病に侵され、死んでいく。
70才のときのトップ当選のときも、TVの映像は老いの姿そのものだった。やはり腰が悪いので、かがむ姿勢が、老いを強調してるようだ。
最近の豊洲問題でレポーターに追われる姿は、ランニングに出かける姿で、よれよれの印象だった。
これが82才の姿なんだと肝に銘じた。
10年以上前に書いた本ながら、彼は、子供たちが離れて行って、妻と二人の食卓を淋しいと書いている。 俺たちの最後の面倒を見てくれる奴は誰なのだと。
4人の息子のうち2人は家庭を持っている。俳優の次男と画家の4男は独身。それぞれの世界に生きて、老後の頼りになる息子のイメージが浮かばない。
まぁ、お金もあるし人脈もあるでしょうから、それなりの施設には入れるでしょう。
うらやましいことです。
おわり
by oss102
| 2016-11-17 14:56
| 本
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