|
私に聞くと「いらない」と言われそうだから・・勝手に送ります・・と息子のメール。
そりゃそうだ。きっと聞いてきたらいらないと言っただろう。
でもこうしてみると、真剣に全部赤くして越冬もしてやりたい私です。
ほうずき市なんて、風情のある市が立つんですものね。
子供のときは、このほうずきは貴重な子供の遊びものでした。皮が破れないように、根気よく・気長に、少しずつすこしずつ・・柔らかくして、口のハシを破らないように気を付けて、・・中の種が白くたくさん浮き出てきてから、皮をそっと取って、口から中味を吸いとるのです。
真っ赤に熟れたほうずきは、ほのかに甘かったのですが大抵はほろ苦く・・すっかりカラにすると、口にポッと空気を入れて、ブオーブーブーと鳴らすのでした。
あんまりほうずきをならすと、歯並びが悪くなるよと言われましたが、飽きずに鳴らしましたね。
それとほうずきの皮をめくって、千代紙や布地の端切れでお人形さん作って、友たちと遊びました。
遊んでいるうちに、だんだん柔らかくなって、白い種が浮き出てきて・・そうなると、またほうずきを作り出すのでした。
大抵はまんまるなほうずきですが、長細いほうずきもあり、それは男ほうずきと云っていました。
今の子供たちは、そんな気長な遊びをしないでしょうね。
by oss102
| 2017-07-18 21:12
| いとしの花たち
|
Comments(8)
|