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先生は、せっかくこれまで続けてきた私たちのグループを惜しんで、後任の候補を数人あげてくれた。今までと同じ条件で引き受けてくれそうな人。 まだ、誰にも声をかけてはいなが・・この人はこういうキャリアを持つ人・・などと。
一旦、お願いしますと云ってしまえば、こちらからは断れないことになる。
これは難しいぞ! 今までも1月~3月までは休講だったが、早めに決めなければ。
今までも何度も書いたが、当地には長い歴史のある「朗読友の会」という大きな組織がある。私も32年前に越してきたとき、すぐに入会した。27期生だったかな? 研修期間8ヶ月だったかな? NHKあがりの講師だった。 なんとも嫌な感じの講師だったが、研修期間を終えて、イザ、録音室でカセットテープに吹き込んだ。 なにを吹き込んだのかもう忘れた。
2巻目に入ったところで、夫の急死で途切れたので在籍期間は短かった。
そこでは、徹底的に朗読は感情を入れずに読む。声色も使わない。聞き手のイメージを妨げない朗読・・というのが鉄則。
現在も在籍しているメンバーも、本の匂いのする周辺には集まってくる。当地は狭いのだ。
でも、私たちが目指すのは、自分から聞こうとしてスイッチを入れる人ではない。
小さくてもあくまで生身の人間の息遣いの中での朗読なのだ。
大げさに言えばショーなのだ。
と、まぁ生意気なことを書いたが、本音は声を出すことは体にいい・・とガンバっているだけ。
そんなこんなで、悩ましい問題を抱えているのですよ。
by oss102
| 2017-11-19 16:00
| 朗読
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