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聞き手の少なかった施設に、なんとかしたいと申し入れて、紙芝居と枕辺朗読を各月ごとにしてもらった。 先回の紙芝居はうまくいった。
今月は枕辺朗読。上体を起こしていられない方の希望者。スタッフが体調を見て、本人の希望をとり15分ずつの割り当て。 初めての試みで、どう15分を楽しんでいただけるか不安だった。
ペアの人と、別々のお相手でつまり私は2人の相手。
一人の方とは会話ができる。犬猫が好きか・・と聞いて、飼ったことがある。と確かめてから、私の好きな「黒猫のお客さま」を読んだ。 15分じゃあ、ほかの会話はできない。今度は短くしてみよう。
二人目の方は、ほとんど枕から頭が上がらない弱々しい感じ。ようやく小樽出身と確かめてから、小樽の海岸に立つおたもい地蔵さまの、いわれの話を読んだ。 哀しい話に傾いた顔の左の目じりに涙があった。
私もいつも泣きそうになる。 あぁ、ちゃんと聞いてくださったとホットする。
相部屋の中の一人だけへの朗読。 ほかの方にも聞いてほしいけど・・聞きたくない人はうるさいかな~・・スタッフの話を聞きながら模索していこうと思う。
午前中はスノーシューでした。動けることに感謝です。
by oss102
| 2018-01-18 16:32
| 朗読
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