人間は筋肉で動いている。
筋肉がなければ、いくら脳からの指令があっても動けない。介護の分かれ目も、上半身を起こして座位がとれるかどうかだという。 それが出来なければ寝たきりになる。
そこで筋力アップとなる。テレビ、雑誌でイヤというほど、体によいもの紹介がある。
森光子は一日150回のスクワット、寂聴は150回の膝上げ足踏み、三浦敬三の100回ベロ出し、一日1万歩、ヨガポーズ、書き出したら何ページも埋まるほどの情報がある。
私はというか、普通の人はお尻に火が点かないと励めない。予防というのは難しい。
脳力アップ講座というものがあって、無料だし、冬になって暇になったので出てみた。
せいぜい2ケタの足し算、引き算、乗除がある。それをタイムを計ってやる。小学3年程度からの読み書き、小6くらいになると怪しくなる。難読もある。これは得意分野だ。
音読も一日5分と宿題が出る。音読は慣れてくれば、活舌がなめらかになってくるのが分かる。声を出すことの少ない生活には有効である。
だが、音読は内容が読み取れない上、じれったいくらい遅い。これもなかなか続かない。
矢張り努力にはかなわない、と思いつつも継続する努力というのは難しいからこそ、テレビ等で賞賛されるのだ。
かくてなにもしない私は、普通に老いていくのだ。
昨日は歯医者に点検に行ったので、勢いで体のメンテナンスについて、あれこれシリーズで書こうとしたが、考えてみたら、やってみようとしたことは沢山あるのだが、やってなかったことに気がついた。
シリーズになりませんでした。 ゴメン