ネコ写真展が行われたあとりゑ・クレールでオカリナ演奏会があった。
私は音楽はからきし駄目だが、ここで演奏されるものは、日程が空いていれば出る事にしている。
安い、近い、1mの距離で、親しく演奏を聴いてお話も出来る。
小樽出身のオペラ歌手、針生美智子のアカペラを聴いたのも、ここであった。
オカリナは土を700度の温度で焼いて出来るのだが、穴を開けるときは70%の大きさだし、完成後はもっと小さくなるので、穴の位置が微妙にずれて、物凄くロスが多いのだという。
上質のものは先に選られて、北海道にはハネ品ばかり集まるとも言っていた。
小さなオカリナは高音で、大きなオカリナは低音でやわらかい音だ。
ケーナ、アルトフルート、オカリナ大中小と使い分ける。
浜辺の歌、涙そうそう、北の国から等10曲、話をまじえながらの演奏だ。
三輪明宏や金子由香利、友竹正則などの伴奏で全国を回っていた人だ。
オカリナを吹くことはとても健康によく、老人のリハビリにも使われているそうだ。
満席に入っても24・5人、珈琲とケーキがついて800円。楽しいひと時であった。