50代のゴールデンウイークは、テニスとスキーであった。
民間のコート2面を借りきり、札幌や小樽のスキー仲間とテニスをし、夜は地ビール、寿司。そのまま我が家で10名ほど雑魚寝して、翌日はニセコ1泊スキーというのが10年ほどのパターンだった。
10年も経つと、私も小樽の友人もふえた上に、若い人たちと付き合うエネルギーを億劫に感じ出した。年相応の仲間といると肩の力が抜けて、楽な気分だった。
札幌のスキー仲間とのゴールデンウイークを仕切るのを止めて、地元の仲間とのテニス三昧になった。雨が降れば麻雀。 これが10年。
今年はいつまでも寒いので気分盛り上がらず、テニスは6日~としたので、娘や仲間とのパークゴルフだけだった。一日おきに休みが入る。
園芸作業も、いまいちの気温なので、ゆったりと丸一日自由だと思うと、アレコレしてと思いだけが先行して、一日が過ぎていく。
体力がなくなったのか、気力がなくなったのか、その両方だろう。家でやりたいことも増えた。
70代にふさわしい歯抜けのゴールデンウイークとはなった。