今朝NHKで長嶺ヤス子の特集を見た。
70才、凄いエネルギーである。毎朝20分のランニング、かなりのスピードである。激しい踊りの後でも、すぐトークが出来るように唄いながら走るのだそうである。
素足で床を踏む力は、人も殺せますとヤス子はいっていた。
舞台の観客は、凄いエネルギーをもらったといって、涙を流していた。
自分は先のことは考えない、今しか考えないと言う。いつまでも可愛くありたい。自分は若いと思っている。フリフリのロングドレス、オレンジに染めた髪、レースと花を一杯つけたつば広の帽子をかぶる。 似合う。 帽子は100位あり、買ってからレースをつけたり、花をつけて自分流にアレンジする。 洋服もほとんど手作り。
77才の振り付け師、「踊るときは純粋、恰好なんかかまわない激しさ」といっていた。
この人も若々しかった。長い付き合いなのだろう。
稽古の無い日は絵を描く。300点以上も描いているという。ご覧のように見事な絵である。
犬やネコを200匹も世話している。
自分の作り上げてきた人生を、一日でも楽しくと気らくに生きている私には、呆然の世界であった。