新聞で
「お」がつく言葉が取り上げられていた。
4人に3人が「お菓子」といい、2人に1人が「お酒」と使う。
少数派には「おビール」1.6%、「お靴下」0.9%、もあるそうだ。ホンマかいな。
私は道産子の庶民派で、本州から越してきた友人が「お酢」「おたくわん」というのに馴染めなかった。
昔から食べ物には感謝の心が出来るから、自然と「お」がつくのだろう。「ごはん」「お味噌汁」「おかず」「おひつ」「おへら」「お膳」等は庶民派でも自然に使っていた。
お味噌、お醤油はつかうが、お酢、おたくわんは無く、お漬物はあった。
道産子はどこでおたくわんとお漬物を判別して、たくわんの「お」を省略したのか。
最近はまた更に省略が進んで、漬物、醤油、味噌など、普通のことになった。
食べ物が豊富になって、感謝の心が薄れたのかもしれない。