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父は十日ほどすると突然帰ってきた。 皆大喜びした。
兄は地方の三菱炭鉱の事務方をしていた。 若かった兄はロシア語を修得して、通訳として重宝され、数年戻れなかった。 兄からの手紙が届いて、母が蔭で泣いていたのを思い出す。 父は帰ったものの仕事も無く、3反ほどあった家の畑仕事に精を出していた。 農家出身で入り婿の父は、子煩悩で働き者であったが、金儲けの才覚はなく、ただ良く働く律儀者であった。 暑い日の仕事の合間、汗を流して家に来た父は私に「なにか食うものはないか」と言った。 なにもないというと、縁側に腰掛けて煮干を食べ出した。 私は内心、アァ 貧乏は嫌いだ、急にお金持ちの父親が現れて、本当は私の子だが事情があって預けていた。迎えに来たよと私を連れて行ってくれないかと罰あたりなことを考えた。 当時読みふけっていた吉屋信子の少女小説の影響である。 父さん ゴメンネ。
by oss102
| 2006-08-06 16:22
| 日々のこと
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Comments(12)
豊浦・・・懐かしい所でもあり・・・苦い思いでも・・空知の片田舎・・電気もない生活・・・電気ないのは徐々に減り、我が家だけになると・・・いじめの対象にされた・・・
豊浦の相川さんの信者だった両親に連れられ・・・参拝に行き いつも・・・お金と電気のある生活を願った・・・今は亡き父に謝るこのごろです。
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あきの
at 2006-08-06 21:17
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Ossさん、ゴメン。また笑い出しました。
だっておもしろいのです。吉屋信子の読みすぎなんて。おもしろすぎる話。でも夢見る夢子ちゃんだったのが、なんともかわいい。
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tmshanagn304 at 2006-08-06 23:31
ある日、os子の前に堀江モンさんのような人が突如現れ、「あなたは私の娘です」喜んでついて行って贅沢三昧、ところが突然堀江モン父さんは収監。3反の畑どころか、借金借金又借金の生活になってしまいました。教育委員会推薦童話でした。おしまい。
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jyonko7 at 2006-08-07 00:37
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清子
at 2006-08-07 14:51
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苦しい時には楽しい事を空想してのりきるのもひとつの知恵ですね。
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hanairomimi201 at 2006-08-07 14:55
ossさん夢見る夢子さんでしたか。
今回はおかしいような切ないようなお話です。 テレビも娯楽もない時代でした・・少女小説を読みふける女の子・。 それが今のOSSさんの原点ですね。分るような気がします、感じます。 三池炭鉱・・あの「月が出たでた月が出た」・・のですね。
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oss102 at 2006-08-07 16:42
ふくママさん、豊浦の相川さんのことは聞き知っています。お水をもらいに信者が通ったそうですね。空知の地方では電気も遅れていたのでしょう。みんないろんな過去を持っていますね。当時の親は大変でした。
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oss102 at 2006-08-07 16:45
あきのさん、トイレの落し紙の切れ端を読みふけった少女は、夢見る少女でした。空想ばっかりしていました。
あきのさんも空想好きの少女ではありませんでしたか。
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oss102 at 2006-08-07 16:51
304さん、ホリエモンはまだまだ隠し財産があるような気がします。教育委員会推薦童話とくるあたり、304さんは若いなぁ、少年時代の304さんは空想少年でなかったですか。どんなことを夢想していたのでしょう。
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oss102 at 2006-08-07 16:55
jyonkoさん、私は母親っ子で軍隊仕込みの大声でものをいう父親は敬遠していました。父親の留守が好きでした。でも今思い出してみると、子煩悩で優しい父でした。今頃感謝しても遅いのですが、親の年になって初めて分かることです。
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oss102 at 2006-08-07 16:58
清子さん、急に魔法がかけられて、美しい美少女になったり、なんでも自由に出来る力が与えられたり、空想少女でした。
みんな少女時代は似たような空想をしたと思います。清子さんもでしょ。
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oss102 at 2006-08-07 17:11
hanairomimiさん、お忙しいのに読んでいただいているのですね。ありがとう。どうでもいいけど三池じゃなくて三菱炭鉱です。アハハやっぱりどうでもいいね。少女小説はクラスのみんなが回し読みしました。
いまでも、わが生活に縁のないセレブのテレビなど見ますから、変わらないですね。
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