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一昨日、祖父と祖母のことを書きました。初めに祖母コマツの手記が書かれています。
コマツの親も士族で屯田兵になっています。 この屯田兵も、厳しい基準があったそうで、職を求める士族が40戸の募集に対して、500名からの志願兵がありました。 合格すると、抽選でどこの土地かを決めるのでした。 生活は厳しく、9歳の春、野幌尋常小学校に入学しますが、11歳の春退学します。義務教育ではなかったので、何時やめてもさし使えなかったのです。ぜひもう3・4年学校に出たいと父親に頼みましたが許してもらえません。 蚕を飼ったり、生糸を製したりする事業所に勤めていました。 14歳の春、祖父誠一郎28歳のもとに嫁ぎます。誠一郎は何故か3度目の結婚です。倍も年齢の違う夫のもとに嫁ぎ、17歳の弟とどじょうをすくいにいったり、兎を追いかけて遊んだそうです。 16歳で長女を出産。誠一郎は月形の空知修治監の看守になる。俸給は1ヶ月9円、いくら物価が安くても親子3人では本当にくえんといって笑ったとあります。 夫は妻が働きに出るのをよしとしません。夫に内緒で4時起きして、夫を送り出し、家の仕事を片付けてから6時に、子供を連れて農家の日雇いに出て、夫の帰宅時には知らん顔して出迎えた。 その時代、女はどんなに生活が苦しかろうと、やりくりして夫の帰宅時には、3つ指ついて出迎えるのが女の務めと決められていました。 男の子は流産ばかりで、子供は長女ナオと年の離れた私の母、きんの2人だけの子供でした。 つづく
by oss102
| 2006-08-20 19:43
| 日々のこと
|
Comments(16)
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あきの
at 2006-08-20 19:50
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えらいもんですね。子を連れて働き、しかも働いた顔などすこしも見せない。昔の日本の女は強かった。今更のように感服。
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14歳 でねェ、 この時代では当たり前なのかナ?安定した俸給があると言うことは、とてもシアワセな事だと思いますが、コマツさん、へそくりが欲しかったのでしょうね。とても賢い方だと思います。
私の母方の祖母は12人お産し・・8人を育て・・亡くなった子を背に 列車に乗った と話してたのを 思い出しました。・・・・祖母は私が3人目を産むときに 『子供は自分の食いぶちは 持って生まれてくるからお金の心配なんかいらない 』 と 言い笑ってた・・・きっと祖母も苦労はしたんでしょうね。。
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jyonko7 at 2006-08-21 00:23
この時代の女の人は、はかり知れない程の苦労をして生きてきたのですね。ご先祖さまあっての私達なのに、すっかり贅沢に慣れてしまって、申し訳ない思いがしました。次回も楽しみです。
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hanairomimi201 at 2006-08-21 08:53
まさに教科書では教わらない歴史本です。
女性の地位も今では考えられないものだったようですね。 ossさんの語りがリアルなので、屯田兵について・・また詳しく勉強しました。 西南、日清、日露戦争の時代に生きた人達なのですね。 北海道というの厳しい環境での開拓の歴史の中に生きた人達の厳しさはすさまじいものだっただろうと思います。
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oss102 at 2006-08-21 09:36
あきのさん、手記をそのまま載せては長過ぎになりますし、あまり色々のことが書かれていて、どうまとめたらいいのか困っています。この後、私の母の手記もあるのですが、やはり時代の厳しさはこの時代が一番です。
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oss102 at 2006-08-21 09:38
こじまさん、14歳といってもこの時代は数え年だったと思われます。小さいときから周りの状況を見て育ちますから、よく働きます。臨時の公務員の薄給は今では考えられないほどです。9円ではとても生活出来なかったのです。
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oss102 at 2006-08-21 09:41
ふくママさん、この時代の女の人は、同じように働きづめの生活でしたね。だから根性も座っています。我儘は言えない時代でした。
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mikihana922 at 2006-08-21 16:20
ちょっとあつかましいですが、私Ossさんのおばあさんに似ている気がします。三つ指ついて夫を迎えたことはありませんが、家族の為になら頑張れます。
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清子
at 2006-08-21 19:59
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屯田兵!教科書の中の言葉が今現実味をおびてきて、ご苦労があったんですね。
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oss102 at 2006-08-21 20:25
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oss102 at 2006-08-21 20:28
hanairomimiさんは勉強家ですね。すぐ調べていただいて有難うございます。地位を失った士族は捨てきれないプライドとともに苦労したようです。でも人間はたくましいものです。
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oss102 at 2006-08-21 20:34
mikihanaさん、またまた古い話で、私には興味があっても、みなさんには関心がないのではと思いましたが、思い切って書くことにしました。
お付き合いくださいね。 ショウマはほんのちょっと、カツオの匂いつけをして、新しいエサにのせてやると食べるようになりました。カツオの匂いつけは、ショウマのスターターといっています。これでホット一安心です。 フーロは2階の暑いところで、以前からのエサを食べています。
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oss102 at 2006-08-21 20:37
chiyomiさんは私の祖母のように、家族への愛情と根性があるのですね。私は怠け者の祖父の方に似たようです。ザンネン。
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oss102 at 2006-08-21 20:40
清子さん、北海道の冬は以前の木綿の着物や、木のスカスカした家では想像を絶する厳しさだったろうと思います。人間、生きるためにはかなりのことが出来るようです。古い話が続きますがお付き合いくださいね。
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