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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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祖父と祖母のこと・・・吾等の一生より 商売にふみ切る
 その翌年、夫は憲兵隊詰めになって札幌陸軍官舎に入り、旭川を引き揚げてみな札幌へ出ることになる。 官舎は立派だったが月給は15円。

コマツは皮やへ女工として出る。朝官舎を出るときはお化粧して羽織がけで出て、工場へ行くとさしこの着物をきて働く。

或る日のこと両親が「お前もなれない仕事に毎日出て行くのは辛かろうが、わしらはお前が出て行くのを見るのは涙がこぼれるように思うが、どうだ、お前は商売でもする気はないか」と申されました。 しかもしきりに勧めるものだから、私もその気になり、父も夫と相談して江別の土地を売ることになりました。

1万坪を450円で売り、札幌中を見て回り、南4条西6丁目の角を家賃13円で借り、コマツとナヲと二人で荒物店を開く。両親は下の子2人を育てて夫と官舎で暮らす。

その頃の450円では、まずかなりの荒物店が出来ました。「屋号を○一商店として、一生懸命お客を大切にし、品物を吟味して勉強しましたので、だんだん人気が出て、店員2人にしナヲは裁縫に通わせるようになりました」

「とても手がまわらぬようにはやりました。」 その頃の1400円の売り上げがあれば、とても大したもので、卸屋さんたちは「○一のおかみさんは男勝りでたいしたものだ」なんて大評判になり、品物はどんどん来るし繁盛する。

まことに面白く働いていました。  
           つづく

by oss102 | 2006-08-26 15:47 | 日々のこと | Comments(12)
Commented by こじま at 2006-08-26 17:11 x
コマツさんも両親も、本当にいい度胸してますね。一歩間違えば丸裸・・ご両親は先見の眼をもった方ですね。450円の(土地)資本金があったのも、強みです・・・夢のような売り上げですね。。
Commented by hanairomimi201 at 2006-08-26 19:52
ご両親がいてコマツさんあり・・意見を素直に受け入れる子も立派だが、子のことを思い、時代を見る適正な判断力と行動力を持つ親御さんも素晴らしいです。
「この親ありて、この子あり」です。
いよいよ幸せ時代の到来ですね?・・そう願いたいです。

「南4条西6丁目・」・そんなに昔から、すでに札幌ではこうした地番があったのですね・・転勤で息子が札幌にいたときを思い出しました。
Commented by jyonko7 at 2006-08-27 00:48
病気から立ち直り札幌で商売を、おばあさまはたいした方でしたね。
つづきが楽しみです。
Commented by mikihana922 at 2006-08-27 01:17
コマツさんは働き詰めに働いていらしたのですね。
生活を楽しむとか、そういう感覚は当時の方にはないのでしょうね。
お若い時期だから出来たと思うのですが
私には到底まねができません。
Commented by あきの at 2006-08-27 06:45 x
今日のブログからは「たくましさ」をがんがん感じました。
店をやる発想もたいしたものです。
けっして、めげないコマツさん、こんな嫁さんをもらった家はほんとうに福を呼んだのですね。
ピシっと背筋が通って立派。この人のお陰で、誠一郎さんも出世です。
Commented by ふくママ at 2006-08-27 10:48 x
なんとなく 今は亡き私の祖父母を・・・思います。  札幌には 祖母の兄弟がお豆腐屋さんをしていて・・・冬になると母がお手伝いに行ってた・・・きっと くろうしていたのでしょう・・・・ね・・・ 
明日も・・・楽しみにしています。  
いつも 私をご先祖様に感謝を・・・を 思い起こさせていただき・・・ありがとうございます。。
Commented by oss102 at 2006-08-27 12:05
こじまさん、土地を売るというのは余程の決断だったのでしょう。でもこれで目出たしメデタシというわけにいかないのです。江別には私も30年住みました。今この土地があったらとか、家族で話して笑ったものです。
Commented by oss102 at 2006-08-27 12:07
hanairomimiさん、やっと日の目を見たのですが、まだまだ波乱万丈です。短く切り上げたいと思っても、これもあれもと長くなります。
どうぞお付き合いくださいね。
Commented by oss102 at 2006-08-27 12:10
jyonnkoさん、今のススキ野繁華街です。今頃はデパートになっているところです。無事にいっていたら、貧乏4代は続かなかったことでしょう。
残念です(笑)
Commented by oss102 at 2006-08-27 12:14
mikihanaさん、生活するのがギリギリで女工までしていたのです。楽しむどころではありません。商売はうまくいっても、だめでもやっぱり忙しいものです。3代目くらいでやっとゆとりを楽しめるようになるのでしょうね。
この時代ではまだまだ無理です。
Commented by oss102 at 2006-08-27 12:18
あきのさん、コマツの手記ですから、コマツ側の思いが伝わります。夫側ではまた別の思いがあります。この手記を読むと、中々割愛する部分がなく、長くなってしまいます。こういう頑張りがあったというのは感動です。
Commented by oss102 at 2006-08-27 12:20
ふくママさん、ご先祖さまは今につながっていますね。当たり前のことが若い頃には実感がありませんでした。今のススキノのあたりでと思うと感慨無量です。
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