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祖母コマツの手記に刺激されてか、私の母も64歳のときに手記を残している。
母の時代は、太平洋戦争(夫の出征)~終戦~樺太からの引き揚げとそれなりの苦労の時代であったが、祖母コマツの壮絶な人生と較べると、読み物としては物足りない。 子供のころは、札幌の薄野近辺で店をしていた母と琴似で教員をしていた父のところを行ったり来たりしている。 驚いたのは、薄野から琴似まで歩いて行ったとある。 大人の足でも一時間以上の距離である。 遠い遠い道を、姉や従兄弟達と遊びながら歩いて行くのは楽しかった。 野原の真ん中にポツンと小さな小学校が建っており、その近くに父の住んでいる住宅がある。 その家が見える処まで行くと、皆で声を合わせて「おばば~~~」と呼ぶ。 すると小窓があいて、優しいおばばの顔がのぞき「お~~~い」と手招きする。 皆はいっせいに駆け出す。 映画のシーンを観ているようである。 母はいつも店の帳場に座って大福帳を見ながら、算盤をはじいていた。 或る日、大きな葬式饅頭をもらったので、指で中のあんを全部掘り出して食べ、皮だけソロバンをしている母の口の中へギュッと押し込んだ。 母は一寸眉をひそめたがソロバンの手を休めずモグモグと食べてしまった。 仕事に夢中な母と、ちょっと退屈している子の様子が見て取れる。 女学校時代、新婚時代と続くが戦中、戦後の苦労話はまだ記憶している人も多く、ここでは母もこんな手記を残していますと紹介するのにとどめます。
by oss102
| 2006-09-04 21:39
| 日々のこと
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Comments(11)
Ossさんのお母さまの字は、とってもやさしい字ですね。
お母さんの手記も残っていてよかったですね。私もブログを始めてもう少しで一年になります。一年になったら、ココログで本にしてもらおうと思っています。(笑わないでくださいね)日記などつけたことが久しくありません。いつか懐かしく読み返せたらと思います。
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あきの
at 2006-09-04 23:37
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書いて残す。やっぱりすごいこと。
書いてある内容が言いですね。コマツさんのおおらかさが出ています。 それと愛情。子どもがあんこをほじくって食べて、皮だけ母の口へ押し込む……何ともいえない親子の情景です。
大きな葬式饅頭の中身をほじくって食べたのは、OSSさんで外の皮だけを母(きんさん)の口にギュッと押し込んだのもOSSさんですよね。やりそうな事だと、思わず笑いました。。
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tmshanagn304 at 2006-09-05 09:58
中味をほじくって食べてしまって、皮をお母さんの口へ押し込むなんてひどい子供だねえ〜。ossさんのやりそうなことだと「こじま」さんに見抜かれてますね。
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oss102 at 2006-09-05 17:19
chiyomiさん、ブログを本にするのですか。私も薦められたことがありますが、この年では少しでも残すものを少なくした方がいいかなと、決断しませんでした。でももっと後になって、PCの中では無しに、本の中で若いねこたちに会いたい気持ちもあるのです。
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oss102 at 2006-09-05 17:22
あきのさんは小説を書きますけど、自分史のようなものは書きましたか。
母は、これを5部コピーして子供達に配りました。コマツの時代とは違っています。そして私はブログです。次の世代はどんなに変わるのでしょうか。
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oss102 at 2006-09-05 17:27
こじまさん、私は子供のときから、葬式饅頭とか中華饅頭は嫌いでした。
桜餅とかうぐいす饅頭もダメ、こしあんが苦手だったのですよ。 私は母にまとわりついて迷惑をかけた子でした。外出する母を追ってどこまでも大泣きして追いかけ、とうとう連れて行ってもらったのを今でも思い出します。こじまさんは、いい子でしたか、そんなことないよね(笑)
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oss102 at 2006-09-05 17:29
304さん、コマツは折角母が来ているのに、毎日ソロバンとにらめっこですよ。「母さん、こっちむいてよ」と、幼い母のいじらしい仕草と思いませんか。
ossさん、大外れでしたね。すると中身をほじくったのは誰?ossさんはダダッ子だったのですね。私は四年生の時、妹が生まれその時から地獄でした。
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あきの
at 2006-09-05 23:06
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まず、書いている人はOssさんのお母さんです。
この人が子供のときに、饅頭のあんこを食べたのです。皮はそろばんばかりはじいているコマツさんの口に押し込んだのです。(^・^)お節介解説。
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oss102 at 2006-09-06 00:42
アハハ、こじまさん、あきのさん、母と書くからこんがらかるのですね。
母が子供のとき、母親のコマツの口に・・・・・長くなるぅ。
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