1昨日、ネットの仲間の呼びかけで、世界遺産の旅についての集まりがあった。
講師は台湾旅行でお世話になった添乗員の新松氏。
相変わらずパワフルに世界を駆け回る生活で、お元気そうでなによりであった。
各地の世界遺産をプロジェクト画面で解説つきで見せていただく。
エジプトのアブシンベル神殿を建てた王は、87歳で最後の子の父親になった。
女45人、男47人の父親であったと話したときは、会場から笑いが起こった。
いつの時代もすぐれた建造物は、専王の圧政があり庶民の貧しい生活が下敷きにあったであろう。
これをアスワン・ハイダムの建設による水没から守るための、壮大なプロジェクトによる移築の話。
エクアドルのガラパゴス諸島のウミイグアナが食料に困って陸に上がり、リクイグアナとの共生で、生存に必要な体の武器を取得していく話など中々面白いものがあった。
しかしイースター島は移動時間45時間と聞いては、諦めの笑いが起き、パンフのホテルのご馳走をみては、こんなに食べられぬと思い、ここを見るのは2時間の歩き、45度にも見えるピラミットの急階段。
やはり遠いところの旅行は若くなくてはとシニアばかりの聴衆はささやくのであった。
アメリカ、カナダ、ドイツ、ポーランド、エチオピア、セネガルとたっぷり画面で旅行を堪能する。
大枚のお金を払う海外旅行は、くれぐれもその地の一番気候の良い時期を・・・と新松氏のアドバイスであった。
さぁ、体力とお金のある方はどうぞ、行っておくれやすといった感想でありました。