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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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埋蔵文化財発掘 その6 墓堀り女
 発掘作業は5月~10月で終わる。

毎年広報で形式だけ募集がかけられたが、経験者優先で、私たちは翌年も継続して働いた。

野幌原始林が整備されるところに、大量のお墓の遺跡がでた。

毎日毎日、墓堀りをした。

2000年前くらいのお墓だったろうか。 円く掘り込まれたお墓の底は、少し灰色がかって粘着質の土になった。 その粘着質の部分が遺体で、土に帰っていく過程なのだと知った。 必ず円い石が1個出た。

ベンガラの赤い色も残っている墓もあった。 副葬品は無い。庶民の墓なのだろう。

それを計測して、方眼紙に描き込む。

私は平気であったが、中には毎日の墓堀りで、悪夢にうなされるという人がいた。

調査員に訴えて、原野の中に神主が招ばれ、厳かにお祓いがおこなわれた。


いじめ

各班のなかではいじめもあったようで、調査員のところには、よく駆け込み訴えがあるようであった。

親しくなった調査員が、研究だけが仕事ならいいけど、こういう人事問題をこなさなければならないのが、大きな仕事なのだとこぼされたことがある。

私は遺跡堀りが一段落すると、元の班に戻り、また手が足りなくなると遺跡堀りに出るという生活だったが、私の班でも色々あった。

皆で遺構を掘っていて、なにか出てくるとする。 班長は調査員の指示でみんなに説明するのだが、全員には理解されないことがある。

それで掘ってはならないところまで、掘ってしまったことがあった。

班長と周辺にいた2・3人が、非難めいた指摘をする。

非難された人は、分るように説明してくれなかった班長を恨む。

仲良くおやつを食べていた人たちがプイとそっぽを向く。

私も間違って掘っていたほうで、その人たちに急に親し気にされた。 仲間に引き込もうというのだ。

こんなふうに、班にひびが入ったり、元に戻ったりしていたが、耐えられずに止めて行く人もあった。

どこの世界も同じようなものだろう。

by oss102 | 2006-12-14 17:08 | 日々のこと | Comments(16)
Commented by あきの at 2006-12-14 17:48 x
お金をもらいながら、人生勉強していますね。
そして、人の集まるところには、必ず問題発生です。
これが大きくなると、国と国になるのでは……。人のあらそいごとって、何でしょうね。ごくつまらないことなのに、腹を立て始めると、なかなかおさまらない。そして年取って、ちっとは丸くなるのですよね。丸くなるって、あきらめですかね。
Commented by fu-and-boro at 2006-12-14 21:32
毎日楽しみで読ませていただいています。
札幌近郊にたくさんの遺跡場所があったなんて知りませんでした。
調査の過程や・・・、人間関係や・・・・ etc・・・。
小説読んでいるより面白い!
まだ続きますか?

Commented by hanairomimi201 at 2006-12-15 08:19
今日は題名もオモシロイ!!・・「墓掘り女」です。
おどろおどろしいお話しかと・・(^o^)。
人の世は何千年も前から続いていたんだとあらためて思い知らされますね。
必ず丸い石が一個出たというのを読んで不思議を感じましたね。

いじめは何時の世もあるようですね。
会社勤めをした時に見聞きしたり巻き込まれたり様々経験しました。
そうして 強く、カシコクなりました。 おまけにずるさもやしなわれました~(o^.^o)

Commented by chiyomi at 2006-12-15 09:02 x
毎日の墓堀で、悪夢にうなされる・・・仕事とはいえ、気になる方は気になるのですね。私もどちらかといえばこのタイプです。
小さい頃から身についた迷信とか、霊のこととかやっぱり気になって生活しています。
Commented by mitsuko_beauty at 2006-12-15 09:16
大人の世界にもいじめは付き物 大人のいじめのほうが陰気ですよね 墓を掘り起こすのは(>_<) 何千年前の墓に眠る人もたまげているのでは よけいなお世話眠らしてくれと言ってるかも 具合が悪くなる人が出るのも無理ないですね 
Commented by tmshanagn304 at 2006-12-15 10:54
大勢の人間が集まれば、こういったことは付き物になりますね。目下わたしも、その状況におかれております。自分でも虐めている方か、虐められている方か分かりませんが、いちいち腹をたてていたら、団体の運営なんてやっていけません。
Commented by lilyj at 2006-12-15 15:47
今思うと「見ざる・聞かず・言わざる」が鉄則かな?とも思うけど・・
それはそれでイジメの標的になるし~そういう人なんだと認知させるまで孤独だし・・ほんに難しい!!
Commented by oss102 at 2006-12-15 16:56
あきのさん
人間は年をとっても、あまり変わらないものじゃありませんか。経験的にこの場合は黙っていた方が得策だとおもうから、流すだけで、けっこういつまでも根に持つものです。国と国の利害になったらもうお手あげですわ。
Commented by oss102 at 2006-12-15 17:05
fu-and-boroさん
あまり面白い話も書けませんでした。もう終わります(笑)調査員とのお付き合いも楽しかったけれど、あまり長くなるし省略です。
ブログは自分史と思って書いていますが、やはり読んでいただく以上は、長すぎると困るし、エピソードの説明も簡単明瞭は難しい。
昔のことなので忘れている方が多い。
でも、時間の経過とともに、墓あばきが考古学の名のもとに正等化されるのですね。
Commented by oss102 at 2006-12-15 17:12
hanairomimiさん
ずるさが養われて、それを人間が丸くなったというようです。無用の摩擦はさけたほうがいい。でも黙ってばかりいてはつけあがらせる。
いうときは言った方がいい。 いつも思うのですよ。反論するときは笑顔でやさしく・・・とね。でも人間が小さいもので、顔がとんがります。後でシマッタ!!です。 石は墓標代わりと死んでから出てこないようにとの素朴な願いからと思います。 以前庭のあったときに死んだ犬を埋めたとき、石を置きました。自然にそうしました。
Commented by oss102 at 2006-12-15 17:17
chiyomiさんは発掘は出来ませんね。私は沢山副葬品などが出る立派なお墓を掘りたいです。土器片の模様でいつの時代か、北方から来たのかなどわかるのですが、みんな忘れ果てました。
つまんないことだけ覚えています。
Commented by oss102 at 2006-12-15 17:21
mitsukoさん
よくミイラなどが保存状態がよくて、博物館になど陳列されますが、死んだ人はよもやこんなことになるとは思っていなかったでしょう。
ほんとに余計なお世話です。
死んで間もなくなら犯罪で、2000年も経てば学問です。
まぁ、なんにでも時効ということですね。
Commented by oss102 at 2006-12-15 17:25
304さん
虐められているほうか、虐めているほうかわからないで笑ってしまいました。人間が沢山集まれば、色々の見解の相違、意見が出るのは当然で、それをまとめる立場の人はシンドイですね。
年をとっているだけでは、人間中々丸くなれるものじゃありません。
Commented by oss102 at 2006-12-15 17:34
lilyjさん
自己主張はある程度必要ですよね。カメレオンやっていては認められません。自分を出しながら、人の立場も考える。と言うはやすく、行なうは難し・・・・・職場は逃げられないから難しい。
もっと子供のうちから、討論になれさせて、わざと反対意見からものを言わせる訓練も必要と思います。聞く耳持たないのが困りますね。と・・ブログの片隅でゴマメのはぎしりデス。(*^_^*)
Commented by tanatali3 at 2023-12-23 04:12
oss102さん
よくぞまぁ人間の埋蔵文化を子細に磨かれたものだと、敬服するばかりです。^^
Commented by oss102 at 2023-12-23 16:05
tanatali3さん
よくぞまぁ、こんなババのブログに目を通してくださいました。(^^) 外国にお住まいなんですね。体験豊富な人生ですね。私は樺太の豊原が一番遠いところでした。^^
デンバーにはスキーで行ったことが・・
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