小樽に越してきて2年足らずで一人暮らしになった。
リサイクル屋の仕事や、スキー、テニスと続けていたが、雨降りなどは淋しい。
小樽でテニスなどで知り合った人を呼んで麻雀をした。
お正月はまだ母のいた実家でも遊んだ。 兄の子供たちも大人になっていて、ここは私にしては高額麻雀だった。 花パイありの裏ドラ、両隣のとインフレ麻雀。
帰りのガソリン代がなくなるのとボヤキながらも「お正月じゃ、たまにはいいか」とワイワイやった。
元気な50代は、スキークラブを渡り歩いて、スキー三昧のお正月を過ごしていたが、60代にもなると連チャンスキーはくたびれてきて、家でのお正月麻雀になった。
仲間もお正月だからと特別の事も無い年代になっていた。 すぐ人は集まった。
沖縄にいた娘が、13年間の結婚生活にピリオドを打って帰ってきた。
土日のテニス予定日の雨振りに麻雀をすることが多かったので、娘の休日と重なる。
仲間を誘うときは「アンタの家で麻雀をしたい」とは言えない。
家ですると娘は終日自分の部屋に引きこもる事になる。
まだ移植したての娘は、遊びにいく当てもない。
気の毒でまた麻雀から遠のいた。
それでもテニスにもスキーにもオフのこんな時期には声がかかることもある。
パソコン、読書、オエカキなどやりたいことは山ほどあるが、できるだけ参加することにしている。
足が悪くなったときの保険のつもり。
向き合っての会話には疲れるが、麻雀の合いの手がわりの会話は気軽で楽しい。
老人ホームのボランテアをしていた人がいる。 麻雀の相手もする。
そこでの麻雀はスローペースで勘違いあり、ター牌、少牌あり、チョンボあり(それでも罰符なし)で滅茶苦茶だと言っていた。
私も老人ホームに入ったら、犬猫なでて、花なでて、麻雀して暮らしたい。
あぁ、今の暮らしの延長そのままでしたね。\(^o^)/
おわり